事業紹介

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自治体HP
https://www.town.asahi.toyama.jp/jigyosha/kigyoricchi/index.html
町役場所在地
〒939-0743 富山県下新川郡朝日町道下1133

自治体紹介

サテライトオフィス誘致テーマ
過疎地域の課題(=「新たな仕事」)が詰まった町
解決して欲しい地域課題
・少子高齢化
・若い人が働きたくなる仕事づくり

インタビュー

朝日町 誘致担当者インタビュー

朝日町は、富山県の東端に位置する人口約1万人のまちです。
担当者にお話を伺うと国内の課題は全部揃っていると答える程の課題先進地域ですが、そんな朝日町では大手広告会社とMaaSに向けた実証実験を開始するなど、まちの小ささを強みに機動力高く企業さんと連携しております。
そんな朝日町について、住民・子ども課さんにお話を伺いました。

まず、町の概要を教えてください。

朝日町は、富山県の東端に位置し、東は新潟県糸魚川市、西は入善町、南は黒部市、長野県白馬村と接し、北は日本海に面しており、海抜0メートルのヒスイ海岸から標高3,000メートル級の北アルプス朝日岳・白馬岳に至る、海・山・川の自然に恵まれた町です。

次に町の課題を教えてください。

素直に課題を挙げると、何から取り上げようか迷うくらい課題だらけです。
おそらく、国内の課題は全部揃っているのではないかと思う程です。
その中でも、少子高齢化です。
少子高齢化の何が課題かというと、子どもの数は少なくなり若い人は流出し続けていると町自体の存続や行く末自体が危うくなっています。

若い人が流出する要因はどんな所にありますか?

以前、町内でアンケートを取った時は“就職先がない“という回答がほとんどでした。
朝日町だと、介護職や看護職さらに製造業などの就職先はたくさんあるのですが、おそらく若い層のニーズと合ってないんだと思います。
ただ、朝日町は情報発信が決して上手い町ではないので、町内の魅力的な就職先の情報が町内の若者に届いていないことも考えられます。

課題を解決すべく町として取り組んでいることはありますか?

大きな取り組みとしては、博報堂さんとの業務連携です。
▼博報堂との取り組みについて
"https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/97412/
情報発信と業務のデジタル化の両方を柱にして、これから本格的に取り組んでいきます。
直近で形になっているのは、交通の分野での実証実験から実装に繋がった
ノッカルあさひまちです。
住民が普段のマイカーでの移動のついでに、近所の人を乗せる共助型サービスにデジタル技術を活用して取り組んでいます。

ありがとうございます。
朝日町さんは、どんな企業と出会いたいですか?

基本的には、ジャンルに関係なく町の課題を解決して発展に寄与してくれる企業であれば出会いたいと思っています。
冒頭にもお話ましたが、朝日町はありとあらゆる課題を抱えています。
例えば、空き家などの遊休施設の活用問題です。
現在は、使われていない店舗やガレージ、をどう活用するかということを考えなければいけません。
次に、町として起業や事業継承などを支援する体制を作っていますが、そもそも町内で起業や事業継承をする若者が見つかりません。
ましてや、町内で就職をする若者も少ないのが現状です。
朝日町では280本ものソメイヨシノが咲く春の四重奏というイベントがあり、約7万人もの来町者がおりますが、お金を落とす場所がないため、経済循環も上手く出来ていません。
町の小さい所に目を向ければ、まだまだ課題はあります。
こういった課題をネタにビジネスチャンスにしたいという企業がいらっしゃれば、喜んで受け入れたいと思っています。

ありがとうございます。
そんな中で、朝日町として協力出来ることはなんでしょうか。

朝日町は、小さな町なので他部署との連携や事業者との連携に関してはかなりフットワーク軽く動けると思います。
視察にいらっしゃる際に、企業さんごとにそれぞれに話したい部署や事業者があると思いますが、朝日町は、ある種町の小ささを武器に企業さんの希望に合わせて細かくカスタマイズしてアテンドすることが出来ます。

最後に企業さんへメッセージをお願いいたします。

一緒に課題解決しませんか。とお伝えしたいですね。
朝日町には、非常にたくさんそして幅広い課題があります。
また、町の小ささを武器に柔軟に対応することも出来ますので、町と一緒に課題解決が出来る企業さんと出会いたいと思っております。