事業紹介

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自治体HP
https://www.city.toyama.toyama.jp/index/jigyousya/richi.html
市役所所在地
〒930-8510 富山県富山市新桜町7番38号

自治体紹介

サテライトオフィス誘致のテーマ
雇用や教育、福祉、子育て、環境、文化など、様々な分野の施策を包括的に推進することにより、まちの総合力を高め、誰からも「選ばれるまち」
解決して欲しい課題
・若者が富山市で働きたくなる環境づくり
・デジタル人材の育成

インタビュー

富山市 誘致担当者インタビュー

富山県の県庁所在地である富山市は、面積も広く約41万人が生活しているまちです。
また、富山市はICTを活用して都市機能やサービスを効率化・高度化するスマートシティの実現に向けて「富山市センサーネットワーク」を無償提供、さらには若手経営者や起業家などで構成された「とやま未来共創チーム」の発足など、企業との連携に向けて様々な取組みを行なっております。
そんな富山市の取組みを富山市工業政策課さんにお話を伺いました。

市の概要を教えてください。

富山市は富山県のほぼ真ん中に位置しており、面積も県庁所在地では2番目の広さということで、大変広い市域となっております。
人口は大体41万人あまりで、古くから「くすりのまち」として全国にその名が知られるように、薬業をはじめとする様々な産業と高度な都市機能、そして、多様な文化と歴史を併せ持つ日本海側有数の中核都市として発展を続けてきました。

地域課題を教えてください。

主な課題は、他都市と同様に人口減少、少子高齢化ではありますが、中心市街地の活性化や公共交通を軸としたコンパクトなまちづくりに取組み続けたことにより、富山駅周辺地区の地価の上昇や中心部における転入人口増加といった成果もみられています。
また本市は、平成17年に7市町村の合併により誕生しており、合併の検証を行うなかで、それぞれの地域が抱える課題に対応していく必要があります。加えて、若者が本市で働くことに魅力を感じてもらえるような環境づくりも課題です。

ありがとうございます。
市として、課題解決に向けて取り組んでいることはなんですか?

「富山市センサーネットワーク」を実証実験フィールドとして無償で提供することで、新たなサービスの創出や商品開発を目指す方々のチャレンジを応援しております。
次に、デジタル人材の育成として、市職員向けに研修などを実施しております。
また、若手経営者や起業家などで構成される、「とやま未来共創チーム」の発足、将来的に起業やまちづくりを考えている学生研究員の地域課題解決プログラム、ビジネスコンペ開催へのサポートを行なっております。

ありがとうございます。
富山市は、どんな企業さんと一緒に事業展開をしていきたいですか?

ICTやIoTなどのデジタル分野の企業さんは、ぜひ一緒に事業展開したいと考えております。
あとは、県内高校・大学の卒業生や県外に進学した県内出身学生の採用を積極的に行ってくれる企業、また、市内の事業者と連携してハブになってくれる企業さんとも出会いたいです。

そんな中、富山市として協力出来ることはなんですか?

はい、まずは富山市センサーネットワークを無償で提供することが出来ますので、ぜひ事業の加速にご活用頂きたいです。
次に、富山市には富山大学、富山国際大学、富山高等専門学校など豊富な教育機関が揃っておりますので、現地での採用などのニーズがある企業様であれば、お繋ぎすることも可能です。

ありがとうございます。
最後に企業様へメッセージをお願いいたします。

富山市は、コンパクトなまちづくりというコンセプトで公共交通を軸としたまちづくりを推進しております。
南北を走る路面電車が接続したことで、富山駅の交通結節機能が大幅に向上するとともに、市街地の一体化が図られ、人口増や賑わいの創出に大きな効果をもたらしております。
また、本市は、水深1,000mの「海の幸の宝庫」富山湾から標高3,000m級の北アルプス立山連峰まで標高差4,000mの多様な地勢と雄大な自然を誇っております。
このように、都市機能と地方の良さをどちらも味わえる富山市にぜひ、ご興味を持って頂ければと思います。